介護リフォームのご案内

NURSING CARE RENOVATION介護リフォームのご案内

ここではお客様から伺った、介護リフォームが必要なリアルな理由や、
リフォームしてよかった場所についてお客様から伺ったお声をまとめました。
また、補助金や費用相場についてもまとめております。ぜひご参考になさってください。

介護リフォームが必要な理由

Reasons why nursing care renovation is needed

介護リフォームを行う目的は大きく3つに分けられます。

1. 介護される方が暮らしやすい家にする

高齢者の事故の8割は家の中で起こると言われています。
そのため、安全にご自身の力で行動できるよう、現在住んでいる家を改修することが必要です。
改修をすることで、転倒リスクを軽減させ、さらなる介護度悪化を防ぐこともできます。
自立した生活は、活力を生み出すことにもつながります。

2. 介護者の負担が軽くなる家にする

介護度の区分が上がれば上がるほどに、介護者には負担がかかります。
体だけでなく、精神的な負担も大きくなってきます。
そういった負担を軽減するためにも介護リフォームは利用されます。

3. 将来を見据えた家づくり

今は不便を感じていなくとも、やがて自身がが高齢者になる時がきます。
同居家族の介護度が上がる可能性もあるでしょう。
時が来てからのリフォームは何かと大変なので、そうなる前にリフォームを行うという考え方です。
余裕があるタイミングで、計画的にどういった施工をするかを考える必要があります。

株式会社トーイではお客様の体験に基づいた、豊富な施工事例があります。
計画的な施工についてもご相談を承ります。

リフォームすべき場所

Where to renovate

介護の大きな弊害になるのは主に段差です。優先してリフォームが必要になるのは、段差と、立ち座りがしにくい場所です。
具体的にどういった箇所にリフォームが必要になるのか、どこにリスクがあるのかを場所別に説明します。

1. 玄関のリフォーム

①スロープを設ける

玄関の段差を解消する方法として、スロープの設置が有効です。車椅子の出入りもしやすく、歩行の際もゆっくり上り下りができるため、体の負担を軽減させることができます。

②手すりを設置する

靴を脱いだり履いたりする際に、体が不安定になりがちですが、スロープを設置することで動作が安定します。

③玄関の間口を広くする

玄関の間口が狭いと、車椅子が通れないため、介助者が介護者の体を持ち上げて部屋まで運ぶ必要が出てきます。その負担を軽減するためにも玄関の間口を広くすることをお勧めします。

④扉は引き戸にする

玄関の扉は手前に引くタイプの住宅が多いです。車椅子や歩行が大変な状態になると、鍵を開けた後、後方に下がり、扉が開く分のスペースを確保する必要があります。 この「後方に下がる」という行動は、転倒事故に非常につながりやすいため、扉のリフォームもお勧めします。

⑤玄関を滑りにくい素材に変える

雨の日など床面が濡れていると、出入りや靴の脱ぎ履きの際に、滑って転倒するリスクがあるため、滑りにくい素材に変えることをお勧めします。

2. トイレのリフォーム

トイレは室内の中で他のスペースに比べて狭いため、介助のためのスペース確保を考えないといけません。また、介助者のストレスになりやすいトイレは、介護度に合わせたリフォームをきっちり行うことで、介護される方自身でトイレに行ける仕組みづくりも考えたいですね。

①手すりをつける

トイレは立ったり座ったりという動作があるため、体を支えるための手すりが必要になります。体重を手すりにかけられるようにするために、壁も補強する必要があります。

②和式から洋式へ

和式トイレは用を足す時にしゃがまなければならず、足腰の力が弱っていると体に負担がかかります。体に負担が少なく、介助がしやすい洋式トイレに変更することをお勧めします。

③トイレが冷えない対策を

冬場に高齢者に起こりやすいのが、寒暖差からくるヒートショックです。トイレが寒くならないよう、床暖房を入れたり、便座を暖房便座に交換することをお勧めします。

3. お風呂のリフォーム

お風呂は滑りやすいため事故が多い場所です。介助する際にも狭くて介助しにくい。というお声もよく聞くため、リフォームが必要です。

①床は滑りにくい素材を使用する

浴室内の床は濡れると滑りやすくなります。足腰が弱っていると特に転倒しやすいため、滑りにくい素材に変更することをお勧めします。

②またぎやすい高さの浴槽にする

片足を上げて浴槽に入る体勢が一番バランスを取るのが難しい状態と言われています。そのため、またぎやすいように、低めの浴槽に入れ替えることで転倒防止につながります。また、洗い場の床の高さを上げることも可能です。

③手すりをつける

浴槽内は立ったり座ったりする動作が多いため、洗い場、浴槽、浴室の出入り口などに手すりが必要です。

④浴室内の拡張

お風呂の介助が必要になった場合、2人が余裕で入ることができ、頭や体を洗えるスペースが必要になります。広さが足りない場合は、浴室内の拡張をしましょう。

⑤暖房を設置する

トイレと同様に浴室内もヒートショックが起きやすい場所です。
温度差を無くすために、床暖房の設置をお勧めします。

介護リフォームに使える補助金

Subsidies that can be for nursing care renovation

介護度など、さまざまな条件に合致した場合、補助金を受けられる制度があります。さまざまな種類があるため、こちらに詳細をまとめています。受けられる時期もさまざまなためご注意ください。

→補助金ページへ

介護リフォームの費用相場

Cost of nursing care renovation

リフォームを行う場合、どれだけ費用がかかるか心配される方もいらっしゃると思います。
場所ごとの相場費用を見ていきましょう。

①玄関

・玄関の扉の交換:30万円ほど
・段差の解消:10万円ほど

②トイレ

・便座の交換、手すりの設置:3〜10万円ほど
・トイレ本体の交換と壁や床のリフォーム:30万円ほど
・和式から様式へのリフォーム:40万円ほど

③お風呂

・床の張り替え、ドア交換や手すりの設置など:50万円ほど
床面積によっても変わってくるため、ご相談ください。
・システムバス全体の交換:100万円ほど
・浴室の拡張:150万円〜

床暖房は面積によっても価格が変わるため、お問合せください。

→床暖房ページへ

リフォームについては詳しくはこちら

→リフォームページへ